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今回は、スマート農業とは関係ありませんが、現在の事業を行う前は兵庫県伊丹市に住んでいました。
事業を始めるのと略同時期に、子供の進学を機に兵庫県伊丹市より神戸市東灘区に引っ越しました。
神戸市東灘区は新潟県と並ぶ日本酒の産地であり、日本酒三大産地の一つです。
日本酒の三大産地は、灘(兵庫県)、伏見(京都府)、西条(広島県)であり、新潟県は生産量は全国3位で人気の銘柄も多いですが、三大産地には入りません。
引っ越して、しばらくしてから、引っ越した地域の事がなんとなく判ってきました。
最初から判っていたら、ここには多分引っ越していなかったかもしれません、というより引っ越し対象エリアとしていなかった思います。
地域を理解し始めたら、気になる場所も出てきます。
近所ではないですが、徒歩20分程の処に『処女塚』という交差点があり、交差点横が小高くなっています。
『塚』なので、古墳や墓なのかな?とは思っていましたが、チョット登ってきました。
3世紀後半に築造され、万葉集にも歌われています。
歴史を勉強した記憶もないし、万葉集も読んだ事もありません。
新大コシヒカリを食しました。
もちもちで、ふっくらとした食感で美味かったです。
写真の左が「新大コシヒカリ」、右がドローン直播栽培米「コシヒカリBL(三等米)」
「新大コシヒカリ」は粒も大きく、透き通った粒です。
今年は高温気象の影響で、新潟県のコシヒカリ一等米比率が4%と低迷し、「コシヒカリBL」は粒が小さく白っぽく見えます。
「新大コシヒカリ」今年の収量が約30t(30,000㎏)、平均収量が450㎏/10aとしたら収穫面積は6.7ha・・・非常に少ないです。
因みに、GoogleのChat AI「Brad」では、サッカー場約12面分の広さとの事です。
新潟県内で実家を拠点に仕事をしていますが、自宅家族は神戸です。
今年採れた新米は、既に自宅へ送っていますが、今年の高温気象によるコメの等級低下で一躍注目を集めた「新大コシヒカリ」をお土産で購入しました。
今年度から全国販売を開始していますが、栽培契約生産者数も少ない為、令和5年の収量は約30tと非常に少量です。
新潟伊勢丹、日本橋三越本店、伊勢丹新宿本店、西武池袋本店、オンラインショップとAmazon、楽天市場でも販売されています。
令和5年の新潟県内主要米の作付け面積、収量、一等米比率です。(2023/10/15時点)
作付面積(ha) | 収量(t) | 収量(kg/ha) | 一等米比率(%) | |
コシヒカリ | 47,500 | 225,000 | 4,760 | 4 |
こしいぶき | 20,000 | 80,000 | 4,000 | 15 |
新之助 | 15,000 | 60,000 | 4,000 | 95 |
その他 | 17,400 | 60,000 | 3,450 | 20 |
合計 | 99,900 | 465,000 | 4,650 | 16 |
10/4に刈取りした隣の圃場を刈取りしました。
今日刈取った圃場は全体的に稲が倒伏しています。
この圃場は同じ直播でも、出穂後のドーピング(HS-2Pro&ハニーフレッシュを葉面散布)を行っていません。
9/19に坪刈りを行った稲の状態です。
左が10/4に刈取った圃場、右が今日10/7に刈取った圃場です。
同じ一坪(3.3㎡)の稲のですが、左側が明らかに束が大きく、葉も青々しています。
ドローン直播圃場では、稲が条にならない為刈取りは普通に出来るのか?という質問も多く頂きます。
現在のコンバインは全面刈(走行部の略全幅を刈ること)の為、走行部で未刈稲を踏み倒す事はありません。
条に合わせて、刈取りする事が無いので、兎に角まっすぐ走れば良いので、何も気にせず走行するので楽です。
10/2~10/3の2日間で、新潟大学での打ち合わせ、佐渡市への水田由来のメタンガス削減に関する説明会を行ってきました。
10/2は午前中、某総合電機メーカーの技術者の方々より、水田由来のメタンガス削減研究に取組まれている教授方(左側)への機器の技術説明
その後、新潟大学川端和重副学長(右から3番目)への挨拶を行い、ジェットフォイルで佐渡島へ移動
10/3は先ずは、佐渡の文化視察で佐渡金山へ
その後、新潟大学佐渡サテライトにて水田由来のメタンガス削減に関する技術説明会。
昼食後に、長畝生産組合様を訪問し、管理されている100haの圃場を見学
最後に佐渡市渡辺市長(左から3番目)へ、5月のドローン播種に関する報告と新潟大学での水田由来のメタンガス削減に関する取組説明。