インフォメーション
XAG P100Proの散布機能等のテストも兼ね、先日に続き肥料散布を行いました。
今回は30a+30a+30a+40a=130aに纏めて肥料を散布です。
撒く肥料は「らくいち21」1袋15㎏を10a(1反)に30kgの散布です。
飛行時間とバッテリー充電等の運用効率を考え、半分の15㎏/10aの全面散布を2回行います。
単純計算で1フライト3袋(45㎏)を搭載し、バッテリー1回の運用で2フライト(90㎏)飛行します。
今回はテストも兼ねているので、バッテリー充電が追い付かず2回目フライトでは、充電待ちで連続フライトが出来ませんでしたが、それでも約1時間で終了しました。
1回目は肥料の補充等も含め連続作業で20分程で撒き終え、飛行時間だけならば15分程です。
充電専用発電機もフル充電に10分も掛らないので、フライト中に充電は完了します。
実際の運用では、バッテリーの数を増やすか、充電用発電機を2機に増やすかすれば効率は更に上がります。
農業用ドローンを検討している生産者の方、農薬散布しか出来ないドローンで本当に大丈夫ですか?
最新最大の農業用ドローンXAG P100Proをテスト、データ取りを兼ね実家圃場で肥料散布を行いました。
ペイロード(最大積載量)50㎏に80Lタンクと大きい為、肥料15㎏袋では3袋、20㎏袋では2袋半と容量も余裕です。
今回は40aの圃場1枚のみ、土壌改良剤等も含め100㎏/10a(計400㎏)を投下、他の圃場は肥料のみ30kg/10aを投下。
30a圃場では、1フライトで45㎏搭載し2フライトで90㎏を投下。
1フライト3分程なので、90㎏を散布するのに肥料の投入も含め10分程で終了!
ペイロード50㎏と大きいので当然機体も大きいです。
大き過ぎて運搬が大変そうと思いきや、機体部とタンクユニットが上下に分かれる為、意外にも男性1人で軽トラへの積込みが可能です。
タンクユニットだけなら、女性1人でも無理なく持てる重さです。
企業様からの依頼で、園芸施設ハウス天井部に遮熱材の塗布散布です。
施設はダッチライト型ガラスハウス(オランダ式ガラス温室)で、
面積は甲子園球場グランドより一回り大きな広さを2日間掛けて施工しました。
今回使用した資材はレディヒートという特殊遮熱材です。
農業ハウスへ塗布する資材の多くは遮光剤であり、ビニール素材向けで夏場の日差しが強い時期に使用します。
今回使用したレディヒートは、作物に必要な光合成有効放射(PAR)を透過し、ガラス面への付着も可能です。
簡単に言うと、作物に必要な光は通すけど、温度上昇を抑えるという資材です。
作業2日目の朝に、前日に散布したエリアに入ると気温が3~4℃程下がっているのか、明らかに空気が違う事が体感出来ました。
今回の目的は、栽培環境改善でしたが、資材散布後に施設内で働いている方より、天井からの太陽光の当たり方が和らいで、作業がし易くなった。
いつもは作業途中で一回着替えるが、着替えが必要なくなった。
と想定していなかった作業環境の改善効果もある様です。
弊社では、今回使用したレディヒートの取扱も行っております。
農業用施設ハウスでお困りの方はお気軽にご連絡下さい。
今年から、籾のコーティング剤をカルパからカルパ+カルブレンドのミックス剤に変更します。
昨年80aでテストし、委託でも2haを散布、準備作業の効率アップが図れます。
通常のカルパ・コート籾はコーティング1週間以内に播種しないと、コーティング剤が乾燥でボロボロと崩れやすく、発芽苗立ちに影響が出ます。
カルパ+カルブレンドのミックス剤では、コーティング後約2か月保管が出来る為、前もってコーティング処理を済ませておく事が出来るので、作業の分散化で効率が上がります。
それに、カルパのコーティングは2倍比重が推奨ですが、ミックス剤は等倍比重となるので、資材コストも変わりません。
キヒゲンを塗した真っ赤な籾を乾燥させて、二日後にミックス剤をコーティングします。