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4/29終わらなかった肥料散布の続きです。
散布量は変わらず130㎏/10a、20a圃場をバッテリー1本で、2フライトします。
1フライトで15㎏搭載し、散布幅3m、速度4.5~5.5m/sと、肥料によって速度を変え、フライト時間は約3分半です。
同じ肥料を複数回散布するので、圃場全体に均等になる様に、飛行ラインの1.5mシフトを交互に行います。
飛行は3m幅の散布ですが、実際は1.5m幅間隔での投下散布となります。
しかし、午後から風が強まり、時折突風が吹くようになった為、作業中断し本日も終了せず。。。
明後日5/2に散布依頼を受けている方の種子コーティング作業です。
コーティング剤はカルパー粉粒剤を使用し、散布委託の40a分をコーティング処理しました。
ドローンでの種子散布の多くは、鉄コーティング籾を使用する事が殆どです。
鉄は水分に触れると錆が発生し、錆が発生する際に発熱を伴う為、圃場へ散布後コーティングされた籾が焼けてしまい、発芽率が低下してしまいます。
カルパー粉粒剤の利点は催芽籾(浸種、芽出処理)を使用するので、発芽率が高く、播種後土中でカルパー剤が溶け出す際に酸素を供給する為、籾の発芽発育を促します。
弊社のXAG-P30ドローンは、カルパーコーティング種子散布にも対応しています。
今年、直播依頼を頂いた方の20a圃場x4茟で、肥料三種類を散布してきました。
海に近いので、砂が含まれている土壌の為か115㎏/10aの散布です。
先日の30kg/10a肥料散布で比較すると、約3haの散布面積に相当します。
他の圃場は品種が違う為、別日程で投下量もここまで多くはありませんが、天候見ながらの散布予定です。
依頼者の方は70歳越えた高齢の方で、昨年まで同じ量を動力散布機を背負い、GW中にご子息の手を借りながら散布をしていたそうです。
今年はドローンで散布する事で、重労働から解放され、お手伝いされていたご子息、お孫さん達もGW期間中の手伝いから解放された様です。
ドローン散布委託する事で、従来GW期間中に身内や親せき等の方々から手伝って頂いた作業を、解放させられるというメリットもあります。
圃場の起耕も終わり、元肥を散布しました。
肥料は楽一21を30kg/10aを散布します。
22日一日で終わる予定でしたが、午後から風が強くなり、時折突風と予定の半分1.5haで修了。
23日の午前中で残りの1.5haを散布して終了!
今回は実家圃場での飛行であり、空域は民間旅客機の航路であったり、天気が良ければヘリコプターも多く飛んでいます。
土日の2日間、国交省のDIPS2.0飛行計画通報を行っていた時間帯で、登録メールアドレスに国交省の【ドローン情報基盤システム】航空機接近の注意のメールが頻繁に届く。
飛行作業中に、メールで注意連絡受けても意味がない、それに空撮ドローンと違い農業用ドローンはせいぜい飛行高度4m。
国交省DIPS2.0での飛行計画通報に対しての自動メール連絡なのだろうが、鬱陶しいよ。
まあ、この辺は今後の運用方法の変更を期待するしかない。
正直、これから農業用ドローンの導入を検討している方には、非常に運用し辛い制度となってしまった。
昨日の4/19とある教育機関での農業DX授業において、代役フライトを行ってきました。
教育機関が所有する、最新農業用ドローンの国交省飛行許認可が間に合わず、急遽前日に連絡を受けDX授業でデモフライトしてきました。
農業DX授業なので、他にも無人トラクターのデモも行っておりました。