インフォメーション
今年度より、新たにドローン直播(ちょくは)に取り組まれる生産法人様より、籾のコーティングのご依頼をいただきました。
ドローン直播は、育苗の手間を省き、作業の効率化を図れる注目の技術です。今回はその準備段階である「籾のコーティング」の様子をご紹介します。
1. 前処理:鳥害対策の「キヒゲンR-2」を配合
カルブレンドコーティングの準備として、まずは鳥による食害を防ぐため、忌避剤**「キヒゲンR-2」**を籾に混ぜていきます。ミキサーを使用して、ムラがないよう均一に攪拌(かくはん)します。
2. 乾燥作業
十分に混ざった籾は育苗箱に移し、風通しの良い場所で1〜2日程かけて乾燥させます。
3. 本コーティングへ
乾燥後、いよいよ「カルブレンドパウダー」を使用した本格的なコーティング作業に入ります。これにより、ドローンでの播種に適した、適度な重さと保護層を持つ籾に仕上がります。
農業の効率化を支える技術として、今後もドローン直播への取り組みをサポートしてまいります!
4月3日、3日ぶりとなる快晴に恵まれた絶好のフライト日和の中、新潟大学の三ツ井特任教授からのご依頼でデモ飛行を実施いたしました。
今回のミッションは、新潟大学が研究開発した「暑さに強い新大コシヒカリ」の試験栽培圃場におけるデータ収集です。
赤外線カメラによる精密な温度解析
使用機体は、高度なセキュリティと赤外線(サーマル)カメラを搭載したParrot社製「Anafi USA」。 試験圃場の上空からリアルタイムで温度測定を行い、得られたデータの視覚化や解析手法について三ツ井先生と入念な確認を行いました。
画像にあるサーマルマップ(熱分布図)では、圃場内のわずかな温度差も鮮明に捉えることができており、今後の研究におけるドローン活用の有効性を改めて実感する機会となりました。
業務終了後は、春の柔らかな日差しを感じながら海岸線をドライブ。寺泊の鮮魚市場(魚の市場通り)で休憩。
スマート農業の技術が、三ツ井先生が進める次世代の米作り研究に少しでも寄与できるよう、今後も技術研鑽に努めてまいります。
いよいよ本格的な農繁期を前に、当社では籾のコーティング作業を開始いたしました。
今回は、委託をいただきました早生品種「ゆきん子舞」および中生品種「コシヒカリBL」のカルブレンドコーティング施工を実施。順調に作業が進んでおります。
カルブレンドコーティングのメリット
今回の施工で採用している「カルブレンド」には、従来のカルパー16等と比較して大きな利点があります。
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長期保存が可能: 施工後、約8週間の保存が可能です。
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計画的な作業: 播種(種まき)当日に合わせて慌ててコーティングを行う必要がありません。
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最適な播種タイミング: 事前に準備を済ませておけるため、天候や圃場のコンディションが最も良いタイミングを逃さず播種作業を行うことができます。
当社では、高品質な米作りの第一歩となる種籾の準備を、一つひとつ丁寧に行っております。
現在、農業用ドローンの多くは4つのローターを持つ「クワッドコプター」が主流ですが、このV40は2つのローターで飛行する**「Twin Rotor(ツインローター)」**という画期的な構造を採用しています。
XAG V40の特徴とメリット
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革新的なチルト機構: ローター部分が可動するチルト機構により、機体の飛行姿勢を緻密に制御。2枚プロペラながら、非常に安定した飛行が可能です。
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高い散布効率: プロペラが2枚のため、飛行時の乱気流が抑えられます。その結果、プロペラ直下のアトマイザーから放出される微細な霧が、気流に乗って効率よく広がります。
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大型機並みの散布幅: 機体自体は液体16L、粒状16kgを積載する「中型クラス」ですが、この効率的な気流のおかげで、大型ドローンに匹敵する散布幅を実現しています。
メンテナンスと今後について
今回の点検でも、その安定した飛行と散布性能を再確認することができました。
残念ながら、近年のドローンの大型化トレンドに伴い、XAGのツインローターモデルは後継のV50(20L/20kg)をもってシリーズ終了となりますが、その独特なフォルムと高い実用性は今なお多くの現場で支持されています。
弊社では、こうした最新鋭から希少なモデルまで、農業用ドローンの点検・整備を通じて、地域のスマート農業をサポートしてまいります。
昨日から今日にかけて、日中の気温が10℃を超え、ようやく春らしい暖かさがやってきました。本格的な農繁期を前に、弊社では**リモートセンシング用ドローン「XAG M500」**の今季初となるフライトチェックを行いました。
3.0haの広域を、完全自動航行で精密にスキャン
今回のチェックでは、約3.0haの圃場を対象に撮影を実施しました。 M500の最大の特徴は、XAG社の散布用ドローンと同様に、RTKによる高精度ポジショニングを活用している点です。
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完全自動航行: 離陸からミッション遂行、着陸まで全て自動。マニュアル操作は一切必要ありません。
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多彩な解析データ: NDVI(植生指数)の計測、圃場マッピング、オルソ画像撮影など、精密農業に不可欠なデータを短時間で正確に収集します。
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軽トラからのクイック運用: 動画でもご覧いただける通り、軽トラックの荷台を離着陸拠点として活用でき、機動力の高い運用が可能です。
データの力で、今年の米作りをよりスマートに
ドローンで得られた精緻なマップデータは、可変施肥や生育診断の強力な武器となります。 今年も最新テクノロジーを駆使し、地域の農業を支える取り組みを加速させてまいります。








