インフォメーション

2024-04-25 21:06:00

最新最大の農業用ドローンXAG P100Proをテスト、データ取りを兼ね実家圃場で肥料散布を行いました。

ペイロード(最大積載量)50㎏に80Lタンクと大きい為、肥料15㎏袋では3袋、20㎏袋では2袋半と容量も余裕です。

今回は40aの圃場1枚のみ、土壌改良剤等も含め100㎏/10a(計400㎏)を投下、他の圃場は肥料のみ30kg/10aを投下。

30a圃場では、1フライトで45㎏搭載し2フライトで90㎏を投下。

1フライト3分程なので、90㎏を散布するのに肥料の投入も含め10分程で終了!

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ペイロード50㎏と大きいので当然機体も大きいです。

大き過ぎて運搬が大変そうと思いきや、機体部とタンクユニットが上下に分かれる為、意外にも男性1人で軽トラへの積込みが可能です。

タンクユニットだけなら、女性1人でも無理なく持てる重さです。

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2024-04-14 23:02:00
農業用施設ハウス天井部への遮熱材散布

 

 

 

 

 

企業様からの依頼で、園芸施設ハウス天井部に遮熱材の塗布散布です。

施設はダッチライト型ガラスハウス(オランダ式ガラス温室)で、

面積は甲子園球場グランドより一回り大きな広さを2日間掛けて施工しました。

今回使用した資材はレディヒートという特殊遮熱材です。

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農業ハウスへ塗布する資材の多くは遮光剤であり、ビニール素材向けで夏場の日差しが強い時期に使用します。

今回使用したレディヒートは、作物に必要な光合成有効放射(PAR)を透過し、ガラス面への付着も可能です。

簡単に言うと、作物に必要な光は通すけど、温度上昇を抑えるという資材です。

作業2日目の朝に、前日に散布したエリアに入ると気温が3~4℃程下がっているのか、明らかに空気が違う事が体感出来ました。

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今回の目的は、栽培環境改善でしたが、資材散布後に施設内で働いている方より、天井からの太陽光の当たり方が和らいで、作業がし易くなった。

いつもは作業途中で一回着替えるが、着替えが必要なくなった。

と想定していなかった作業環境の改善効果もある様です。

弊社では、今回使用したレディヒートの取扱も行っております。

農業用施設ハウスでお困りの方はお気軽にご連絡下さい。

 

2024-04-03 21:25:00
籾コーティングの続き

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2日前にヒキゲンをコーティングした籾を再コーティングします。

種籾重量10㎏に対してカルパ粉粒剤16を8㎏+カルブレンドパウダー2㎏でミックス粉剤を準備します。

乾燥させた籾10㎏をコーティングドラムに投入、スプレーで水を掛け、ミックス粉剤を塗します。

水スプレー⇒ミックス粉剤投入⇒水スプレー⇒ミックス粉剤投入と交互に繰り返していきます。

ビデオのミックス粉剤投入時に袋に書いてある数字は投入量(g)です。

約15分程グルグル回して、籾表面が凸凹した状態で完成。

実際の播種は5月GW~中旬頃、それまで保管です。

 

2024-04-01 18:14:00
種籾コーティング作業を開始

 コーティング粉末のミックス動画

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今年から、籾のコーティング剤をカルパからカルパ+カルブレンドのミックス剤に変更します。

昨年80aでテストし、委託でも2haを散布、準備作業の効率アップが図れます。

通常のカルパ・コート籾はコーティング1週間以内に播種しないと、コーティング剤が乾燥でボロボロと崩れやすく、発芽苗立ちに影響が出ます。

カルパ+カルブレンドのミックス剤では、コーティング後約2か月保管が出来る為、前もってコーティング処理を済ませておく事が出来るので、作業の分散化で効率が上がります。

それに、カルパのコーティングは2倍比重が推奨ですが、ミックス剤は等倍比重となるので、資材コストも変わりません。

キヒゲンを塗した真っ赤な籾を乾燥させて、二日後にミックス剤をコーティングします。

2024-03-29 12:55:00
3/25~28で佐渡市内でXAG 100Proのオペレータ教習を行いました。

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通常の自動散布飛行です。

自動航行で、障害物を自動回避した場合の飛行です。

動きがグニャグニャしたように見えるのは、圃場内に障害物エリアを設定し、障害物を自動で避け散布効率が良い飛行ルートをAIで自動設定して自立飛行します。

機体には障害物レーダーが搭載されていますが、障害物レーダーに頼った飛行は危険です。

特に農業用ドローンは撮影用機体に比べ大きく、積載物を含めた場合は重量も増している為、衝突した時の被害は大きくなります。

XAGのドローンは、圃場に隣接した建物や電柱、電線等を前もって障害物登録する事で接近回避します。

「レーダーがあれば回避するんじゃない?」という考えもありますが、レーダーが反応しなかったら回避しません。

反応しなかった場合のリスクを軽減するには、接近しない(させない)事が必要です。

農業用ドローンの価格もピンキリで、性能も様々です。

「軽量で操作も簡単!女性でも持ち運びが出来きて、撒きたい時すぐ撒ける」って良い事のみ謳っているドローンが一番リスクが高いです。

農業用ドローンの導入を考えている生産者の方、検討されているドローンはリスク対応、リスク軽減大丈夫ですか?

 

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