インフォメーション
5/11~12で埼玉県東松山市内にて、約5haの播種を行いました。
5/11は圃場のマッピング、離発着ポイントの確認、圃場の障害物などのリスクチェック。
マッピングは、今期新たに導入したリモートセイシングドローンXAG-M500で先ずは空撮。
空撮した画像はクラウド経由で散布ドローンのアプリでダウンロード。
以前は一枚一枚圃場の周りを歩いて、マッピングしていましたが、撮影画像から直接マッピング登録。
撮影後直ぐに車の中で、今回の対象圃場をマッピング登録。
マッピング精度も誤差数センチと高精度で、障害物設定等の飛行禁止エリアも登録も可能。
圃場の近くにペットなのか?家畜なのか?食材なのか?二頭のヤギも興味津々。
12日の天気予報では、午後から風が強くなる予報であった為、早朝より播種を開始し風が強くなるお昼過ぎには終了。
今年のGW期間中は天候も良く、播種依頼も順調作業が出来ました。
5/2は1.37haで鉄コーティング籾を播種しました。
先日4/29に今年最初のドローン播種作業で、国土交通省DIPS2.0への飛行計画通報で、迷惑な計画者が出てきた。
ルールに基づいて、飛行計画を通報登録する事は必要だが、明らかに適当に飛行エリアを設定した無計画な通報は止めてもらいたい。
登録者は個人名@gmail.comで計画エリアはJR駅、新幹線、高速道路、高速SA(スマートIC)、小中学校、市役所、民家等を含む広範囲で長距離も最長約6㎞、飛行高さが1m、ハッキリ言って飛行させる気もないのに、練習がてら登録した感じ。
残念だが、時々この様な登録者はいる。
私の場合は圃場での飛行の為、計画エリアは対象圃場のみで行っています。
圃場が離れていた場合でも、それぞれでエリア登録しています。
飛行エリアを実際の特定場所で登録する事で、機体のニアミスやエリア重複が発生する事は無く、お互いが安心安全で飛行が出来る。
XAG P100Proの散布機能等のテストも兼ね、先日に続き肥料散布を行いました。
今回は30a+30a+30a+40a=130aに纏めて肥料を散布です。
撒く肥料は「らくいち21」1袋15㎏を10a(1反)に30kgの散布です。
飛行時間とバッテリー充電等の運用効率を考え、半分の15㎏/10aの全面散布を2回行います。
単純計算で1フライト3袋(45㎏)を搭載し、バッテリー1回の運用で2フライト(90㎏)飛行します。
今回はテストも兼ねているので、バッテリー充電が追い付かず2回目フライトでは、充電待ちで連続フライトが出来ませんでしたが、それでも約1時間で終了しました。
1回目は肥料の補充等も含め連続作業で20分程で撒き終え、飛行時間だけならば15分程です。
充電専用発電機もフル充電に10分も掛らないので、フライト中に充電は完了します。
実際の運用では、バッテリーの数を増やすか、充電用発電機を2機に増やすかすれば効率は更に上がります。
農業用ドローンを検討している生産者の方、農薬散布しか出来ないドローンで本当に大丈夫ですか?
最新最大の農業用ドローンXAG P100Proをテスト、データ取りを兼ね実家圃場で肥料散布を行いました。
ペイロード(最大積載量)50㎏に80Lタンクと大きい為、肥料15㎏袋では3袋、20㎏袋では2袋半と容量も余裕です。
今回は40aの圃場1枚のみ、土壌改良剤等も含め100㎏/10a(計400㎏)を投下、他の圃場は肥料のみ30kg/10aを投下。
30a圃場では、1フライトで45㎏搭載し2フライトで90㎏を投下。
1フライト3分程なので、90㎏を散布するのに肥料の投入も含め10分程で終了!
ペイロード50㎏と大きいので当然機体も大きいです。
大き過ぎて運搬が大変そうと思いきや、機体部とタンクユニットが上下に分かれる為、意外にも男性1人で軽トラへの積込みが可能です。
タンクユニットだけなら、女性1人でも無理なく持てる重さです。