インフォメーション
明後日5/2に散布依頼を受けている方の種子コーティング作業です。
コーティング剤はカルパー粉粒剤を使用し、散布委託の40a分をコーティング処理しました。
ドローンでの種子散布の多くは、鉄コーティング籾を使用する事が殆どです。
鉄は水分に触れると錆が発生し、錆が発生する際に発熱を伴う為、圃場へ散布後コーティングされた籾が焼けてしまい、発芽率が低下してしまいます。
カルパー粉粒剤の利点は催芽籾(浸種、芽出処理)を使用するので、発芽率が高く、播種後土中でカルパー剤が溶け出す際に酸素を供給する為、籾の発芽発育を促します。
弊社のXAG-P30ドローンは、カルパーコーティング種子散布にも対応しています。
今年、直播依頼を頂いた方の20a圃場x4茟で、肥料三種類を散布してきました。
海に近いので、砂が含まれている土壌の為か115㎏/10aの散布です。
先日の30kg/10a肥料散布で比較すると、約3haの散布面積に相当します。
他の圃場は品種が違う為、別日程で投下量もここまで多くはありませんが、天候見ながらの散布予定です。
依頼者の方は70歳越えた高齢の方で、昨年まで同じ量を動力散布機を背負い、GW中にご子息の手を借りながら散布をしていたそうです。
今年はドローンで散布する事で、重労働から解放され、お手伝いされていたご子息、お孫さん達もGW期間中の手伝いから解放された様です。
ドローン散布委託する事で、従来GW期間中に身内や親せき等の方々から手伝って頂いた作業を、解放させられるというメリットもあります。
圃場の起耕も終わり、元肥を散布しました。
肥料は楽一21を30kg/10aを散布します。
22日一日で終わる予定でしたが、午後から風が強くなり、時折突風と予定の半分1.5haで修了。
23日の午前中で残りの1.5haを散布して終了!
今回は実家圃場での飛行であり、空域は民間旅客機の航路であったり、天気が良ければヘリコプターも多く飛んでいます。
土日の2日間、国交省のDIPS2.0飛行計画通報を行っていた時間帯で、登録メールアドレスに国交省の【ドローン情報基盤システム】航空機接近の注意のメールが頻繁に届く。
飛行作業中に、メールで注意連絡受けても意味がない、それに空撮ドローンと違い農業用ドローンはせいぜい飛行高度4m。
国交省DIPS2.0での飛行計画通報に対しての自動メール連絡なのだろうが、鬱陶しいよ。
まあ、この辺は今後の運用方法の変更を期待するしかない。
正直、これから農業用ドローンの導入を検討している方には、非常に運用し辛い制度となってしまった。
昨日の4/19とある教育機関での農業DX授業において、代役フライトを行ってきました。
教育機関が所有する、最新農業用ドローンの国交省飛行許認可が間に合わず、急遽前日に連絡を受けDX授業でデモフライトしてきました。
農業DX授業なので、他にも無人トラクターのデモも行っておりました。
「農業用ドローンについて報告文書」と質問入力する。
以下、回答は
【はじめに】
本レポートでは、農業用ドローンについて解説します。農業において、ドローンがどのように活用されるのか、そのメリットやデメリットについて説明します。
【農業用ドローンとは】
農業用ドローンとは、農業において生産性を向上させるために開発された、小型の無人航空機です。GPSやカメラ、センサーなどを搭載し、農地の状態や生育状況を観測・分析することができます。
【農業用ドローンの活用】
農業用ドローンの活用法は、大きく以下の3つに分けられます。
作物の生育状況の観測・分析
カメラやセンサーを用いて、作物の状態を観測・分析することができます。これにより、病気や害虫の発生状況、生育状況の偏りなどを把握し、必要な対策を早急に取ることができます。
施肥・散布の精度向上
農地全体の状態を把握し、必要な箇所に必要な量の肥料や農薬を散布することができます。これにより、施肥や散布の精度が向上し、無駄なコストや環境負荷を抑えることができます。
農地の測量・管理
GPSを利用して、農地の測量・管理を行うことができます。これにより、農地の面積や境界線の把握、畝立てなどの作業が容易になります。
【農業用ドローンのメリット】
農業用ドローンのメリットは以下のようになります。
生産性の向上
農業用ドローンは、カメラやセンサーを搭載しているため、作物の状態や農地の情報をリアルタイムに把握することができます。これにより、必要な場所に必要な量の肥料や農薬を散布することができ、作業効率が向上します。また、生育状況の偏りや異常を早期に発見し、適切な対策を取ることで、収穫量を増やすことができます。
コスト削減
農業用ドローンは、施肥や散布の精度が向上するため、無駄なコストを抑えることができます。また、人手不足による作業の遅延や増員が必要な場合にも、農業用ドローンによって作業の自動化が可能になり、コストを削減することができます。
安全性の向上
農業用ドローンによって、高所や危険な場所に人が立ち入る必要がなくなるため、作業中の安全性が向上します。また、農薬や肥料の散布による人体への影響も低減されます。
環境保護
農業用ドローンは、必要な場所に必要な量の肥料や農薬を散布することで、無駄な散布を抑えることができます。また、農薬や肥料の散布量を抑えることにより、環境負荷を低減することができます。
農業用ドローンのデメリットは以下のようになります。
コスト
農業用ドローンは、高性能な機種であれば高額な投資が必要です。また、ドローンを操作するための専門知識や技術が必要であるため、運用コストも高くなる可能性があります。
操作の複雑さ
農業用ドローンは、複数のセンサーやカメラを搭載しており、正確な操作が求められます。また、風や天候によっては操作が難しくなる場合があります。
バッテリー寿命
ドローンは、航続距離や作業時間がバッテリーの寿命に依存するため、長時間の作業にはバッテリーの持続時間を考慮する必要があります。また、バッテリーの充電に時間がかかるため、短時間での多くの作業には向かない場合があります。
規制
農業用ドローンには、航空法や地方自治体の条例などの規制が存在します。これらの規制に適合する必要があり、規制違反による罰則などのリスクもあります。
センサーの限界
ドローンのセンサーには限界があり、特定の天候や環境下では正確な情報を得ることができない場合があります。また、植物の種類や生育環境によっても、センサーが十分な情報を取得できない場合があります。
次に、運用しているドローンXAGについて質問。
XAGは、中国に本社を置く農業用ドローンメーカーであり、世界中で農業用ドローンを提供しています。
XAGの農業用ドローンは、多くの機能や機能性が備わっており、種まきや散布、圃場調査など、さまざまな作業に対応できます。主な製品には、P seriesやR series、UAV機体としてはMavicといった機種があります。
P seriesは、農薬や肥料などを散布するために使用されます。高性能なセンサーやカメラ、GPSやRTK技術などを採用しており、正確かつ迅速に作業を行うことができます。
R seriesは、種まきや肥料の散布、圃場調査などに使用されます。大型のタンクを搭載しており、広い範囲で作業を行うことができます。
また、XAGの農業用ドローンは、高度な自律制御機能を備えており、農業作業の自動化に貢献しています。さらに、クラウドサービスやAI技術を活用した農業データ解析サービスも提供しています。
XAGの農業用ドローンは、世界中で多くの農業生産者や企業から支持されており、優れた性能と品質を持つ製品です。