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熱帯低気圧に変わった台風2号の影響なのか、天気予報が良い意味でズレてきました。
昨日6/24は雨のち曇りで、除草剤散布は諦めていたのですが、午前中は風はありましたが晴れ間が広がり、午後になると少し曇ってきて風が収まってきました。
この先どう変わるか判らないので、今のうちにと2.4haで除草剤散布を行いました。
時間にして、3カ所の移動も含め2時間半ほどで終了しました。
画層は除草剤クリンチャーEWを散布、翌日には小さな草(ヒエ)が白っぽく枯れています。
昨年と同じく、ヒエの発生がひどい圃場がいくつかあります。
通常ならば、籾を播種した当日または翌日ぐらいに初中期除草剤を散布して雑草を防ぐのですが、今年は播種後に除草剤散布のタイミングが中々合わず、結局出芽を確認し入水してから初中期除草剤を散布しました。
なので?去年ヒエが多かった場所に早速ヒエが出てきました。
準備している中後期除草剤の投入を考えました、全面ではなく部分的なので除草効果の高い「クリンチャーEW」をドローン散布。
クリンチャーEWはドローンでの散布登録も取れており、即効性もあります。
それに、通常使用では100ml/10a分ですが、XAG製ドローンはアトマイザー方式で滴径が細かく、葉茎全体を包み込む様に付着効率が良く半分の使用量でも効果がありました。
水での希釈8~16倍とあるので、100mlを16倍希釈で3本、4800mlの薬剤を作り通常は1600ml/10aですが、800ml/10aの半分の量で設定し、40aを2枚、30aを2枚のヒエの目立つところだけをピンポイントで散布していきます。
早朝に散布して、午後に圃場を見ると青々していたところが、少し黄色くなって来ていました。
翌日、再度圃場を遠目で見ると、青々していたところが白っぽく変色しています。
クリンチャーEW一番コスパがよいかも。
昨年、Yahooオークションで落札し秋田まで引き取りに行った中古の田植え機(35,000円)を溝切り機2号に改造して、溝切り作業を行いました。
ちょうど一年前に、溝切り機1号が壊れたので、後ろの自作の溝切りと取付ブラケットを再利用です。
壊れた1号機も同じクボタの4条植えでしたが、2号機は「廉価版」モデルでシンプル操作、リコイルスタートでアタッチメントブラケットが販売されていません。
そこで、1号機で使っていたアタッチメントブラケットの車体側との接続部を切断溶接で位置と取付ピッチの変更、車体側の昇降アームとのガタツキを無くすために、ブラケットとのジョイント部に補強を追加。
田植え機を溝切り機に変更している方は多くいますが、殆どが6条植え以上の大きな車両を使われています。
ですが、6条植えだと1TONトラックや積載車でないと運搬が出来ないため、4条植えならば大きさ、重量とも軽トラックで運搬移動が可能です。
小型バイクみたいな溝切り機が多く普及していますが、新品で20〜25万ほどします。
中古田植え機を活用すれば、10万円ぐらいで改造出来ると思います。
ちなみに私のは、ブラケット+溝切り部品で4万円ほど+田植え機です。
道路の右手側(撮影場所の後ろ)も山で、山間にある異形圃場での除草剤散布です。
全体で12枚(1ha程の広さ)あり、飛行ルートと散布効率を上げる為、3分割にしての散布です。
奥の山側からは所々、折れた竹や木が圃場側に覆いかぶさって来ています。
圃場全体をマッピング後、圃場側に覆いかぶさっている竹や木は障害物(飛行禁止)エリアとしてマップ上に登録します。
障害物エリアを避けた飛行ルートが自動設定されます。
インカムで補助者からの指示合図を受けて、飛行操作するドローンと、飛行エリアに沿って自動飛行自動散布するドローン、どちらが安全確実に農薬が撒けますか?