インフォメーション
阿賀野市内でドローン播種を行いました。
今年は1.8haのドローン播種の委託を頂き、約2時間半ほどで播種作業が終了しました。
殆どが20a(2反)圃場ですが、内4枚が三角、台形等の異形圃場です。
今回委託を受けた生産者様は、70代後半で他にも慣行栽培(機械植え)で、早生品種ともち米を略同面積で栽培を行っています。
2年前にテスト栽培を行い良い感触であった事、それに一番大きいのは田植え作業を手伝って頂くご家族の問題もあり、全てを田植え作業で賄う事が難しくなってきた事。
使用している農機も更新を考えると高価であり、最終的には他品種もドローン直播への移行も視野に入れられての依頼です。
他の法人でも、来年度の栽培を一部直播に切換え検討相談も頂いています。
直播栽培に関するご相談、省力化、コーティングや栽培管理方法等ご相談、お問い合わせは随時受付行っています。
今年の1月、東京都内で行われたJUIDA新春の集いで情報交換させて頂いた株式会社アフロ様より教材向けとしての撮影取材がありました。
スマート農業としてドローン直播を撮影取材して頂きました。
小学生向け教材の様です。
佐渡棚田でのドローン直播実証を機会に、新潟県主催の「にいがた棚田フォーラム」
にお声掛け頂き、新潟大学農学部山崎教授と共同展示を行いました。
棚田でのスマート農業技術は色々な観点から、なかなか導入が進んでいないのが現状です。
耕作放棄地、高齢化と対応策には人手に頼らなければならない所が大きいです。
ですが、今回のドローン直播実証は稲作栽培管理の30%程の労力軽減が出来ます。
5/11の佐渡での棚田イベントに合わせて、新潟大学農学部山崎教授同行で佐渡棚田でのドローン播種を行いました。
5/10は朝から雨、朝8時半両津港到着時も雨脚が強く、予報通り雨が止むのか?という感じでした。
先に、作業に不要な荷物を宿泊先に預け、現地棚田へ向かいます。
棚田到着後しばらくすると、雨風とも止みタイミングよく3枚の圃場で播種が出来ました。
当初の予定では、5/11の棚田イベントで、参加者が田植えを行っている近くの圃場でドローン散布を計画していましたが、当日は警報が出るほどの強風で断念しました。
数十人が一斉に泥にまみれながら田植えをしているのを横目に、ドローンで涼しい顔でサクッと田植えを終わら光景を想像していましたが、実現できず。
5/6ゴールデンウイーク最終日、未コーティング籾を播種しました。
今回使用した籾は従来コシヒカリです。
新潟県内ではコシヒカリ=コシヒカリBLで、一般のコシヒカリと言われている品種は従来コシヒカリとして栽培されています。
昨年20aで未コーティング(ヒキゲンR2塗す)で問題なく栽培出来、終了も遜色ありませんでした。
栽培のポイントは、催芽籾を使用し代掻き後は水を張ったまま数日置いて、土壌を少し硬くします。
籾は酸欠を防ぐ為、土壌の表面播種とします。
コーティングが無い為、一番コストが低い方法の一つです。