インフォメーション
ドローン委託で3シーズンお付き合いしているコシヒカリのJAS有機認証米栽培に取組んでいる生産者の方より、食酢散布の相談がありました。
有機栽培なので、農薬を一切使わずアイガモロボや人海戦術で圃場内の雑草対策に取組まれています。
使用する食酢もJAS有機栽培で使用許可が取れている資材なのですが、どの位の量をどの様に撒のかという情報が少ないく、
全ての雑草に効果が有る訳ではないですが、圃場内にはイボクサ、オモダカが多く発生しており一番効果が出そうな条件を何とか割り出し、ものは試しで約1.2haに散布してみました。
散布後約30分程で効果が現れました!
イボクサのツヤツヤした葉につやが無くなり、部分的に変色が見られます。
更に1時間程すると、葉が干からびた様になっています。
稲への影響はみられません。
イネ科の雑草には効果はないようですが、無害な酢での除草効果に驚きました。
新潟大学 山崎教授のクラウドファンディング、NEXT GOALに向けてたくさんの方から応援頂いています。
https://readyfor.jp/projects/rice-niigata2024/announcements/335795
記事の写真は新潟県内のとある研究機関での穂肥散布です。
26日には同研究機関で別品種と耐高温性品種への穂肥を行いました。
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関東地方の梅雨明けニュースが報じられていましたが、佐渡市でXAG P100Pro納品を行ってきました。
佐渡市(佐渡島)でも、多くの農業用ドローンが飛行しています。
ですが、殆どが防除作業の農薬散布作業中心で運用がされています。
ドローン導入を検討されている生産者は多く、防除作業のみで運用ライセンス、国交省許認可と他の農業機械と管理方法が異なる機械導入は慎重です。
特に佐渡市は「トキ認証米」に力を入れており、トキ保護の目的で水田の生物(トキの餌)との共存と化学肥料、農薬の使用制限等にも取組まれています。
XAG P100Proは液体・粒状とも50㎏積載が可能で、特に有機肥料が散布出来る事が導入された一番の理由です。
今回納品した生産者様も1週間前に炎天下の中、約1haを2時間掛けて、穂肥散布を行ったとの事です。
操作の再確認後、肥料散布方法を指導し肥料散布を行い30aが約3分で終了。
1週間前に使用した動力散布機は捨てる!そうです。