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2026-06-26 19:09:00

先日、無事に溝切り作業が終了したことをご報告しましたが、実は終了間際にアクシデントが発生していました……!前輪付近から「ガタガタ」と怪しい異音が。

急いで田植え機をトラックに載せて持ち帰り、フロントをジャッキアップして前輪を回してみると、「ガリガリ」という異音とともに車輪のハブ部分に大きなガタつきが確認されました。

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ハブケースを分解、水が浸入

水で錆だらけ

早速両方の前輪を外し、ハブケースを分解してみることに。 ケースを開けた瞬間、中から茶色く濁った水がドバッと出てきました……。どうやらハブシールの摩耗によって内部に水が侵入し、ベアリングが完全に錆びてガタガタになっていたようです。幸いなことに、ベベルギヤー自体へのダメージはなかったため、ベアリングとオイルシールの交換だけで直りそうです!

  • ベアリングのサイズを計測し、汎用品をAmazonで発注。4個で1,200円程とコストを抑えられました。オイルシールは近所のクボタ営業所さんへ部品発注したところ、幸い在庫がありすぐに手に入りました。助かりました!

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         新品オイルシール、ベアリング

また、このハブケース内はギヤーオイルではなく「グリス潤滑機構」のため、今回は耐久性を考慮して、元々のオープンベアリングからカバー付きの密閉ベアリング(シールドタイプ)へと仕様変更しました。

ここからは組み立てです。 分解した部品は灯油できれいに洗浄し、しっかり乾燥させます。そして、ここでちょっとした整備テクニックを投入!ハブシャフトを一度冷凍庫に入れてキンキンに凍らせます。

ベアリングやオイルシールを組み込む際、専用治具がない状態でハンマー等で無理に叩いてしまうと、部品を破損させるリスクがあります。そこで、金属の「熱膨張と収縮」を利用し、力を入れずにスルッと組み込んでいきます。

まず、冷凍したハブシャフトから古いオイルシールカラーを外すため、カセットバーナーでカラー部をピンポイントで加熱。ベアリングプーラーの爪を掛けて引き上げると、驚くほど軽く抜き取れました!

 

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  冷蔵庫で冷凍したハブシャフト   熱膨張と収縮を利用して取り外し

次に、ケースカバーへのオイルシールの組み込みです。こちらもケースカバー側をバーナーで軽く熱し、熱膨張で内径をわずかに広げることで、叩くことなく手の力だけでスルッと収めることができました。ベアリングも同様に、内輪側をヒーターで温めて手の力だけでスムーズにハメ込み完了です。

 

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 ケースカバーからオイルシールを外す  熱膨張を利用してオイルシールの取付

最後に、組み上がったハブのギヤ部に新しいグリスをたっぷりと塗り込んで元通りに組み付け。 これにて無事に修理完了です!

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組み換えたハブユニット  ギヤーにたっぷりとグリスを塗布

農機のトラブルは焦りますが、こうして自分でメンテナンスしてバッチリ直ると愛着もひとしおですね。これで次回の作業も安心して臨めそうです!

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ハブケース内を掃除 完了!