インフォメーション
2025-07-13 10:23:00
4年前より散布委託を頂いている法人様より、山間の圃場へ除草剤散布の依頼がありました。
薬剤は準備頂いたクリンチャーバスME
除草効果も高く評判のよい除草剤ですが、ドローンに対応した高濃度散布に適用していません。
使用方法に従って散布を行うのですが、いろいろなフロアブル除草剤を使ってみましたが、ドローンでフロアブル除草剤を散布すると使用規定量の半分の量で十分除草効果が出ることが判って来ました。
除草剤1本で10aの面積対応であれば、20aの面積に散布しても効果があり、農薬の使用量を減らせ資材コストも削減出来ます。
ただし、多くの農業用ドローンの液体噴霧方式は高圧ポンプを利用した加圧式スプレーノズルの為、同じ様な効果が出るかは疑問です。
XAG製ドローンはリリース当初からアトマイザー方式を採用しており、100μ以下の滴径まで調整が可能で大変細かいミスト状になります。
プロペラのダウンウォッシュで霧のような非常に細かいミストで対象物を包み込む為ように液体が掛かるため、非常に効率がよいです。
このミスト状で散布されることで、農薬の使用量を減らしても効果とあると思います。
通常のスプレー式ではノズルから液体が噴霧されている事が十分目視が出来ますが、アトマイザー式は明るいと目視で確認し難く、光の反射などの加減で噴霧が確認出来るくらいの差があります。
散布動画は1フライト10.000ml散布を繰り返しますが、10aが2分程なので大した問題ではありません。