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2022-11-20 16:09:00
RTK、GNSSってなに? 👈Click
現在ドローンの飛行は、メーカーサイドによって設立準備されたRTK基地局(GNSS)を基準に、数センチメートルの誤差で完全自動航行運用しています。
メーカーのRTK基地局から半径30km以内での受信使用を前提として行っています。
これとは別にちょっと違う方法でのRTK通信のテストを行いました。
①以前RTK信号が受信し難かった場所(田植え機やトラクター等のGPSも受信できなかった)
②周りに木が生茂り30m程落差のある窪地
③両サイドが山に遮られた山間の斜面(棚田)
④新幹線高架近く、新幹線走行時もチェック
⑤高速道路脇
⑥高圧鉄塔近く
全て問題なく、RTK信号が受信出来ました。
実は、今回テストした場所って他のドローンでは機体に磁気コンパスを搭載している為、
飛行中コンパスのズレが発生する可能性が有る事で、飛行を敬遠されがちな場所です。
撮影用小型ドローンでキャリブレーションと称して、機体をグルグル回しコンパス補正を行う事があります。
大型の農業用ドローンでも同じように機体を持ってグルグル一緒に回り、コンパス補正を行います。
コンパス補正を行わなかった、キャリブレーションの不正確等での事故も当然あります。
しかし、弊社が運用しているXAG社製ドローンはそもそもコンパス機能を持っていません。
ですから、他のドローンでは飛行が敬遠される場所でも安全に飛行運用が可能です。